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2026.08.18
京都市内でカスタムカーを輝かせる魅せるコーティング
この記事でわかること
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社外ペイントやデカールをコーティングで長期間保護する方法 - ✔︎
メッキパーツや大径ホイールへの専用施工と維持管理の考え方 - ✔︎
カスタムの個性を損なわず透明感と耐久性を両立させる施工哲学
カスタムカーは、オーナーの美学と時間が凝縮された一台です。ウレタン塗装やキャンディカラーで仕上げたボディ、手間をかけて貼り込んだデカール、磨き上げたメッキパーツ——これらは製作時点から劣化との戦いが始まっています。紫外線・熱・雨・排気ガスといった日常の外的要因が、時間をかけてカスタムの輝きを蝕んでいきます。
京都市内は観光車両や通勤車が混在し、大気中の汚染物質濃度が高い環境です。また盆地気候による夏の強烈な直射日光と冬の寒暖差は、塗膜への負荷を増大させます。こうした環境下でカスタムカーの仕上がりを長期間守るためには、通常のケア以上にコーティングの考え方を戦略的に組み立てる必要があります。
本記事では、社外ペイントの色彩保護からデカール上への施工可否、ショーカーレベルの光沢を引き出す技術、メッキパーツの専門処理まで、カスタムカーに特化したコーティングの実践的な知識を体系的に解説します。
目次
1. 社外ペイントの美しさを引き出す技術
カスタムカーに施されるウレタン塗装やキャンディカラー、パールフレーク混合塗装は、メーカー純正塗装とは異なる化学組成を持っています。純正塗装の場合は電着塗装と焼き付け処理によって高い均一性が確保されていますが、カスタムペイントはスプレー塗布が主体であり、塗膜の厚みにばらつきが生じやすい特性があります。この点を踏まえずに一般的なガラスコーティング剤を塗布すると、塗膜内の溶剤残留物と反応して白濁や剥がれを引き起こすリスクがあります。プロのコーティング施工者がカスタムペイント車に対してまず行うのは、塗膜の硬化状態を確認するための養生期間の確認です。ウレタン系塗料の完全硬化には気温や湿度の条件によって数週間から数ヶ月を要する場合があり、この期間中にコーティング剤を重ねると密着不良が発生します。硬化確認後は、塗膜の状態に応じたコンパウンド研磨でクリア層を整え、キャンディカラーのような多層塗装では各層の光の透過性を損なわないよう細心の注意を払いながら下地を仕上げます。仕上げに使用するコーティング剤は、色の透明感と艶の深みを最大化できる低粘度タイプが適しており、厚塗りではなく均一な薄膜を積み重ねる考え方が、カスタムペイント本来の美しさを引き出す基本方針です。
ウレタン塗装の養生期間とコーティングのタイミング
ウレタン系カスタムペイントは塗装後も溶剤の揮発が継続するため、少なくとも4週間以上の養生を経てから硬化確認を行うことが施工品質の前提条件になります。
- 養生期間中はカーカバーを避け、通気性を確保した屋内保管が理想的
- 硬化確認は指触乾燥だけでなく溶剤反応テストを専門家に依頼することが確実
キャンディカラーの透明感を損なわない研磨の考え方
キャンディカラーはベースコート・キャンディ層・クリア層の三層構造が多く、研磨はクリア層のみに留め、キャンディ層には絶対に到達させないことが色の透明感を守るうえで絶対的な条件です。
- 塗膜厚計でクリア層の残存厚みを数値確認してから研磨量を設定する
- 超細目コンパウンドとダブルアクションポリッシャーの組み合わせが安全性が高い
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2. ステッカーやデカールの上からの保護
カスタムカーにおいてデカールやラッピングフィルムは、車両の個性を表現するうえで欠かせない要素です。しかし、これらの上からコーティング剤を施工することについては、素材の種類と施工方法を慎重に検討する必要があります。一般的なビニール系デカールは溶剤感受性があり、一部のコーティング剤に含まれる揮発性成分が素材を侵食して浮き上がりや変色を引き起こすリスクがあります。一方で、近年のラッピングフィルム技術の進歩により、溶剤耐性を高めた素材も普及しており、これらの上からはフッ素系やシリコーン系の穏やかな成分設計のコーティング剤を選ぶことで有効な保護が可能です。施工前に必ず行うべきなのが、目立たない箇所での素材適合テストです。フィルムの端部に少量のコーティング剤を塗布し、24時間観察して変色・浮き・収縮が起きないことを確認してから本施工に移ることが、取り返しのつかない失敗を防ぐ唯一の手順です。また、デカール周囲のエッジ部分はコーティング液が毛細管現象で入り込みやすいため、施工時にエッジを避けながら均一に伸ばす技術が求められます。保護の観点からは、デカール上への施工に加えてデカール自体を透明PPFで覆う二重保護の考え方も有効で、特に走行頻度の高いカスタムカーには推奨される方法です。
素材別の適合確認と施工前テストの手順
デカールやラッピングフィルムの種類によってコーティング剤との相性は大きく異なるため、施工前の素材適合テストはすべてのデカール車両に対して例外なく実施することが施工者としての責任です。
- カーボン調やマットラッピングは光沢変化が起きやすいため特に慎重な確認が必要
- 溶剤系ではなく水性ベースのコーティング剤を第一選択肢とすると安全性が高まる
デカールエッジへのコーティング剤の入り込み対策
デカールの端部はコーティング液が浸透しやすく、硬化後にフィルムを持ち上げる力が生じる場合があります。施工時はエッジから1〜2mm手前で塗り止め、乾いたスワブで余剰分を即座に拭き取る手法が現場での定石です。
- エッジ部分を別途PPFで封止する方法も浸透リスクを根本的に排除できる
- 施工後24時間は雨露を避け、コーティング膜の完全硬化を確実に完了させる

3. コーティングがもたらすショーカーの輝き
カーショーやミーティングイベントで観衆の視線を集めるボディの輝きは、単に磨いた結果ではなく、下地処理・研磨・コーティングという三段階の積み重ねによって初めて実現します。ショーカーレベルの仕上がりを目指す場合、一般的なコーティング施工との最大の違いは「下地作りにかける工程数と時間」にあります。プロのディテイラーが競技レベルのショーカーに施工する場合、下地研磨だけで丸2日以上を費やすことも珍しくありません。この工程で塗膜表面の微細な凹凸を限りなく平滑化することで、光の正反射率が最大化され、いわゆる「鏡面」と呼ばれる状態が生まれます。仕上げに使用するコーティング剤は、セラミック系・クォーツ系・グラフェン系など複数の種類があり、それぞれ硬度・撥水性・耐薬品性のバランスが異なります。ショーカーに求められるのは耐久性より「その瞬間の輝きの極致」であることも多く、光の映り込み深度を最大化する低粘度タイプのコーティング剤を複数層積み重ねる手法が採用されることがあります。施工環境においても、塵埃が塗膜に混入しない密閉ブースでの作業が前提であり、環境管理が整っていない場所ではショーカーレベルの仕上がりを再現することは困難です。
鏡面仕上げを実現する研磨工程の設計
ショーカーの仕上がりは研磨の精度で決まります。粗目から超細目まで4〜6工程の段階的研磨を経ることで、コーティング剤が密着する完全平滑な下地が形成されます。
- 各研磨工程後にLEDライトを当てて研磨目の残存を確認してから次工程へ進む
- パネルごとにパッドを交換し、前工程のコンパウンドが混入しない管理が品質を左右する
コーティング剤の積層による輝きの深みの作り方
1層目で平滑性を確保し、2層目以降で光の反射深度を高めていく積層施工は、各層の硬化時間を厳守することが次層の密着性を保証する絶対条件となっています。
- 積層の回数を増やすほど艶の深みは増すが、5層を超えると曇りが生じるリスクも高まる
- イベント直前施工は硬化不足のリスクがあるため少なくとも2週間前の完了が理想的
4. 京都市内のカスタムショップとの連携
カスタムカーのコーティング品質を高めるうえで、塗装・エアロ・カスタムショップとコーティング施工者が緊密に連携することは非常に重要な要素です。それぞれが独立して作業を進めると、塗装の養生期間が十分でない状態でコーティングが施工されたり、エアロパーツの取り付け後に塗装面に微細な傷が生じた状態のままコーティングが重ねられたりするケースが発生します。京都市内には個性的なカスタムショップが点在しており、施工の順序や引き渡しタイミングについて事前に調整することで、各工程の品質を最大化することができます。具体的には、エアロパーツの取り付けと板金・塗装が完了した後、必ずコーティング施工者が下地状態を確認するという手順を組み込むことが推奨されます。また、カスタムショップ側がコーティング施工を前提とした塗装仕上げを行うかどうかによっても、下地の整え方が変わります。コーティングを前提とする場合は、クリア層を厚めに吹いておくことで研磨代が確保され、施工後の仕上がりの自由度が上がります。こうした情報共有は口頭だけでなく、使用塗料の種類・クリア層の仕様・養生期間といった情報を書面で引き継ぐことで、施工者間の認識のズレを防ぎます。
カスタムショップとの連携で確認すべき情報
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使用塗料のメーカーと品番:溶剤系かどうかによってコーティング剤の選定が変わります - ●
クリア層の仕様と吹き付け厚み:研磨代が確保されているかを数値で把握しておくことが重要です - ●
引き渡しからの経過日数:養生期間が不足している場合はコーティング施工を延期する判断が必要です
施工工程の順序を設計することで品質が変わる
エアロ取り付け→板金塗装→下地確認→コーティング施工という順序を明文化することで、各工程の完了基準が明確になり手戻りと施工不良を未然に防ぐことができます。
- コーティング施工者が下地確認に立ち会うタイミングを事前に予定に組み込んでおく
- 複数業者が関与する場合は全体のスケジュール管理を主担当者に一本化する
カスタムペイントを前提にした塗装仕上げの依頼方法
コーティング施工を前提に塗装を発注する際は、「研磨代を確保した厚めのクリア仕上げ」と「コーティング対応の養生期間の確保」の二点を明示的に依頼することが、後工程のコーティング品質を事前に決定する重要な指示になります。
- 使用塗料の情報は施工証明書として書面で受け取り保管しておく
- 艶消し仕上げの場合はマット対応コーティング剤が必要な旨を塗装店にも共有する
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5. メッキパーツのくすみを防ぐ専用処理
カスタムカーのグリル・ホイールリム・モール・エンブレムに使用されるメッキパーツは、見た目の華やかさとは裏腹に非常に繊細な素材です。メッキ層は薄い金属皮膜であり、酸性の汚染物質・水道水中のミネラル分・洗車時のアルカリ性洗剤などによって腐食が進行します。一度くすみや点錆が発生すると、一般的な磨き剤では回復が難しく、再メッキという高コストな処置が必要になることもあります。メッキパーツへの専用コーティングは、この腐食を予防的に防ぐことが主目的です。通常のガラスコーティング剤はメッキ面への密着性が低い場合があるため、メッキ専用の親水性コーティング剤または疎水性の薄膜タイプを選ぶことが基本方針です。施工前の洗浄工程では、鉄粉除去剤によるケミカルデコンタミネーションを行い、目に見えない汚染物質を除去してから施工に臨むことで密着性が大幅に向上します。また、メッキ面は研磨剤による表面処理が原則禁止であるため、下地の平滑化を磨きではなく化学的な洗浄のみで行うという点が、塗装面のコーティングとの根本的な違いです。施工後は中性シャンプーのみを使用し、強い摩擦を避けた洗車方法に切り替えることで、コーティング膜の寿命を最大化することができます。
ケミカルデコンタミネーションがメッキ保護の前提になる理由
メッキ面に付着した鉄粉・ミネラルデポジット・酸性汚染物質は目視では確認できませんが、放置するとメッキ層の腐食起点になります。鉄粉除去剤と酸性クリーナーを用いた化学的洗浄でこれらを除去してからコーティングすることが保護効果を最大化する前提条件です。
- 鉄粉除去剤は反応後に紫色に変色するため、すすぎ前に色変化を目視確認できる
- 酸性クリーナー使用後は必ず中性シャンプーで中和洗浄を行いpHを元に戻す
メッキ専用コーティング剤の選定と施工上の注意点
メッキ面への施工では研磨が禁止されるため、コーティング剤の塗布量を極めて薄く均一に保ち、塗りムラが硬化後の曇りにならないよう拭き取りのタイミングを厳密に管理することが施工精度の核心です。
- 施工は直射日光が当たらない室内環境で気温15〜25℃の範囲を目安に行う
- メッキ専用の極細マイクロファイバーで塗布し、硬化前に余剰分を速やかに除去する

6. コーティングでドレスアップを完成させる
カスタムカーのドレスアップは、エアロパーツやホイール交換といったパーツ変更だけでは完成しません。各パーツの素材・質感・光沢を統一感ある仕上がりに整えるコーティング施工が、車全体の完成度を決定する最後のパズルピースです。たとえば、カーボン製のリップスポイラーとウレタン塗装のサイドスカートが混在する車両では、それぞれ素材ごとに異なるコーティング剤を使い分けながら、視覚的な統一感を作り出す必要があります。カーボン素材は樹脂含浸によるUVダメージを受けやすく、放置すると黄変と艶落ちが進行します。カーボン専用のコーティング剤はUVカット成分を含む設計になっており、樹脂部分への浸透密着性を高めた低粘度タイプが推奨されます。一方、グロス塗装面とカーボン面が隣接する部位では、コーティング剤の種類が異なっても施工後の光の反射感を揃えることが視覚的な仕上がりの統一感につながります。ドレスアップの完成度をさらに引き上げる手段として、艶あり仕上げと艶消し仕上げのゾーニングを意図的に設計する手法があります。ルーフをマット仕上げに保ちながら、ボンネットとサイドパネルに鏡面コーティングを施すことで、見る角度によって異なる表情を生むビジュアルが実現します。この「異素材の調和」という観点がドレスアップとコーティングを融合させる設計思想の核心です。
異素材パーツへのコーティング剤の使い分け方
カーボン・ウレタン・ABS樹脂・アルミが混在する車両では、各素材の化学特性に合ったコーティング剤を選定し、施工順序を素材の感受性が低い部位から始めることが施工品質を均一に保つ鉄則です。
- カーボンは先にUVカット系を施工し、隣接塗装面への液流れを防ぐマスキングを徹底する
- ABS樹脂は吸収が早いため薄塗りを2回に分けて重ねる方が均一な仕上がりになる
艶あり・艶消しゾーニングで生まれる視覚効果
グロスとマットの対比を意図的にデザインすることで、車全体にメリハリが生まれます。ルーフをマット仕上げに留め、ボンネットとサイドを鏡面仕上げにするゾーニングは、ショーカーでも採用される表現技法のひとつです。
- マット面とグロス面の境界は養生テープで明確に区画し、液の混入を防ぐ
- グロス用とマット用のコーティング剤は施工後のふき取りクロスを必ず分けて管理する
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7. 大径ホイールへの防汚コーティング施工
カスタムカーで多用される18インチ以上の大径ホイールは、視覚的な存在感の大きさに比例して汚染リスクも高くなります。ブレーキローターに近い位置に装着されるホイールは、制動時に発生する鉄粉を大量に受け、これがホイール表面に焼き付くと黒いシミとして定着します。この鉄粉焼き付きはアルカリ性洗剤では除去が難しく、専用の酸性鉄粉除去剤でなければ溶解できません。さらに、走行中に巻き上げられるアスファルト由来のタールや油膜も、ホイールのスポーク内側に蓄積しやすい汚染物質です。こうした複合汚染に対して、施工前の徹底的なデコンタミネーション(汚染除去)を行ったうえでコーティングを施すことが、大径ホイール保護の基本的な手順です。ホイールへのコーティングは、塗装面向けとは異なる「耐熱性」が求められます。ブレーキ熱はローターから放射熱としてホイールに伝わり、走行中には200℃前後に達することがあります。一般的なガラスコーティング剤は200℃付近で性能が低下する製品が多いため、ホイール専用に設計された耐熱性コーティング剤の使用が必須です。施工後は防汚性の高い撥水膜が形成され、鉄粉の焼き付き・タール付着ともに次回洗車時の除去が格段に楽になります。
鉄粉焼き付きを根本から防ぐデコンタミネーション手順
コーティング前のホイール洗浄は、ブラシ洗いに加えて酸性鉄粉除去剤の塗布と反応待ち(5〜10分)によるケミカルデコンタミネーションを必ず行うことで、焼き付き鉄粉を物理的摩擦なく溶解除去できます。
- 鉄粉除去剤の反応後は紫色に変色するため目視確認後に十分な水量ですすぐ
- タール除去は別途専用リムーバーを使用し、酸性剤との混用は必ず避ける
耐熱性コーティング剤の選定基準と施工上の注意
ホイール専用コーティング剤は耐熱温度の記載を必ず確認し、200℃以上の耐熱性を持つ製品を選ぶことがブレーキ熱による性能劣化を防ぐ最低限の基準です。
- 施工はホイールを車両から外した状態で行うとスポーク裏面まで均一に塗布できる
- 硬化後48時間はブレーキを強く踏む走行を避け、コーティング膜の定着を安定させる
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8. 京都市内のイベントで差がつく鏡面ボディ
京都市内では年間を通じてカーミーティングや旧車イベントが各所で開催されており、参加車両の仕上がりへの目線は年々厳しくなっています。こうした場で評価されるボディの仕上がりは、単なる「きれいな状態」ではなく「光が映り込む次元」にまで到達した鏡面です。鏡面仕上げはイベント当日だけでなく、当日から逆算した施工スケジュールの設計が品質を左右します。コーティング剤が完全硬化するまでには最短でも72時間、製品によっては1週間以上を要するものがあるため、イベントの2週間前には施工を完了させることが理想です。また、京都市内特有の課題として、花粉シーズン(3〜5月)と黄砂の飛来期が重なる春季イベントでは、施工後のボディ保管環境が仕上がりの維持に直結します。花粉がコーティング膜上に付着した状態で雨に濡れると、花粉内部の酵素が塗膜を侵食するケースがあるため、イベントまでの間はガレージ保管か通気性カバーでの保護が推奨されます。当日の映え仕上げとして施工直前に「コーティング専用スプレーブースター」を使用する方法があります。これはコーティング膜の撥水性を一時的に高め、光の反射深度を引き上げる効果があり、イベント当日の朝に手洗いした後スプレーするだけで簡単に鏡面感を演出できます。
イベント当日を最高の状態で迎えるための逆算スケジュール
コーティング施工の完了はイベント2週間前を目安とし、硬化完了後から当日まで保管環境を整え、前日に手洗い洗車とブースター施工を行う流れが鏡面維持の定石です。
- 春季イベントは花粉対策として通気性のある専用カバーでの保管を2週間前から実施する
- 当日の拭き取りはマイクロファイバーを一方向に動かし、押さえ拭きで仕上げる
コーティングブースターの効果的な活用法
イベント当日朝の手洗い後にコーティング専用ブースターをパネルごとに塗り広げることで、撥水性の一時強化と光の映り込み深度の向上が同時に得られ、施工の手間も最小限に抑えられます。
- ブースターは既存コーティングとの相性確認が必要で、異なるメーカー製品の混用は避ける
- 施工後は直射日光を避けて5〜10分待機してから最終拭き取りを行う

9. カスタムの個性を殺さない透明度の追求
コーティング施工が仕上がりに及ぼす最大のリスクの一つが「色の変化」です。特にキャンディカラーやトランスルーセント系のカスタムペイントは、コーティング剤の樹脂成分が光の透過に干渉することで、元の色の鮮やかさや深みが僅かに損なわれる場合があります。この問題を回避するには、コーティング剤の「屈折率」を選定基準に加えることが重要です。屈折率が塗膜に近い値のコーティング剤は光の境界反射を最小化し、塗装本来の色を変化させずに保護膜を形成します。また、艶消し・サテン系の塗装に通常の高光沢コーティングを施すと、意図しないテカりが生じて仕上がりのトーンが崩れてしまいます。こうした場合はマット専用コーティング剤を使用することで、艶消しの質感を保ちながら汚染物質への耐性を確保できます。色の透明感を維持するうえで見落とされがちな要素が、コーティング膜の厚みのコントロールです。薄すぎれば保護効果が不十分になり、厚すぎれば積層による黄変リスクが生じます。施工者によって経験値が異なるこの「膜厚コントロール」こそ、カスタムカーのコーティングにおける技術の核心です。依頼前に「現在の塗装の色を変えずに保護したい」という要望を明確に伝えることが、個性を守るコーティングを実現する最初のステップです。
屈折率を考慮したコーティング剤の選定方法
コーティング剤の屈折率は製品仕様書に記載されており、1.45〜1.50の範囲に収まる製品は塗膜への光学的干渉が少なく、カスタムペイントの色変化リスクを最小化できます。
- 施工前にテストピースで色変化の有無を確認してから本施工に移ることを推奨する
- 透明度を最重視する場合は施工者に「色変化最小化」を第一要件として明示する
マット塗装の質感を維持するための施工管理
マット専用コーティングは通常の高光沢タイプと施工後の拭き取りタイミングが異なり、早すぎる拭き取りでは保護効果が不十分になり、遅すぎるとテカりが発生するため時間管理が特に重要です。
- 施工後の洗車はマット対応のpH中性シャンプーのみ使用し、ワックスは厳禁
- 艶消し面に触れる機会を最小化し、皮脂油分の付着を日常的に防ぐ意識が重要
10. 愛車を芸術品に変えるディテーリング
ディテーリングとは、車両を構成するすべての部位を細部に至るまで磨き上げ、保護し、調整する総合的な施工概念です。コーティングが「保護」を担う一方、ディテーリングは「表現」の領域まで踏み込みます。エンジンルームの清掃・シーリングの黒化処理・ドアジャンブの塗装艶出し・ウィンドウの油膜除去と撥水コーティング——これらは通常のコーティングパッケージには含まれない作業ですが、カスタムカーをショー仕様に仕上げるためには不可欠な工程です。特にカーショーでは審査員がボンネットを開けてエンジンルームの仕上がりを確認するケースも多く、見えない部分の処理品質が全体評価に影響します。エンジンルームディテーリングは、各部品を傷めない専用洗浄剤でグリス・油汚れを除去した後、樹脂パーツには専用の艶出し剤、金属部分にはメッキ保護剤、ホースや配線には樹脂コーティング剤を塗布するという素材別アプローチが基本です。ウィンドウディテーリングでは、視界確保と美観の両立を目的として、油膜除去後に親水性コーティングを施すことで雨天走行時の視認性が格段に向上します。カスタムカーを芸術品として仕上げるディテーリングは、オーナーの車への向き合い方と施工者の技術哲学が一体となって初めて完成する、共同作業といえます。
エンジンルームディテーリングの素材別アプローチ
エンジンルームは樹脂・金属・ゴム・配線が混在するため、各素材に対して専用ケミカルを使い分けることが、部品を傷めずに仕上げを最大化する唯一の方法です。
- 電子制御部品周辺は水分厳禁のため、ウェットではなくドライ洗浄を優先する
- 樹脂カバーは黒化剤を薄く均一に塗布し、過剰なテカりを出さない仕上げを意識する
ウィンドウディテーリングが走行品質に与える影響
油膜とウォータースポットの除去は夜間走行時の乱反射を防ぎ、視認性を大幅に改善します。親水性ウィンドウコーティング施工後は雨滴が膜状に流れ落ちるため、ワイパー使用頻度が減り拭き傷の蓄積も抑制されます。
- 油膜除去には研磨剤入りのガラスクリーナーを使用し、乾拭きで残留物を完全に除去する
- 親水性と撥水性のコーティングは混在施工すると効果が打ち消し合うため、全面統一が原則
カスタムカーのコーティングで得られる本質的な価値
本記事では、社外ペイントの保護からデカール上への施工、メッキ専用処理、大径ホイールの防汚、そして総合的なディテーリングまで、カスタムカーに特化したコーティングの実践的な手法を体系的に解説しました。各工程に共通するのは「素材の特性を把握したうえで最適な手段を選ぶ」という一貫した考え方です。施工を依頼する際は、使用塗装の情報をカスタムショップから書面で引き継ぎ、コーティング施工者と素材・工程・目標を共有することから始めてください。カスタムカーの個性を守りながら長期維持を実現するのは、この連携の精度によって決まります。
京都市内カスタムカーコーティングに関するよくある質問
A. ウレタン系塗装は最低4週間の養生後に硬化確認を行ってから施工します。
気温や湿度で硬化速度は変わります。専門家によるテストを経てから施工時期を決定してください。
A. 素材適合テストを行えば水性系コーティング剤での施工が可能です。
溶剤系は素材を侵食するリスクがあります。目立たない箇所で24時間の事前テストを必ず実施してください。
A. メッキ面への研磨剤使用は原則禁止です。
研磨はメッキ層を削り、腐食を加速させます。洗浄はケミカルデコンタミネーションのみで行ってください。
A. マット専用コーティング剤を使用すれば艶消しの質感を維持できます。
通常の高光沢タイプは使用禁止です。施工前に「マット対応品」であることを製品仕様で必ず確認してください。
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「関わる全ての人にワクワクを」
京都で輸入車ライフをトータルプロデュースするFOURSIDEは、車を単なる移動手段ではなく、 自分らしさを表現する大切なパートナーと捉えて います。高度なコーティング技術やカスタム、 万全のメンテナンス体制を構築し、お客様が愛車を「誇りに思える」体験を追求します。
- 会社名 :FOURSIDE株式会社(フォーサイド)
- 創業 :2019年2月1月
- 代表者 :廣澤 慧
- 公式HP :https://www.4-side.com/
- 所在地 :京都府京都市北区上賀茂御薗口町57番地3
- 事業内容 :車両販売、整備、鈑金、塗装、コーティング、洗車、カスタム、レンタカー、保険代理店業、カフェ事業


