コーティング後の洗車はどうすべき?京都のプロが教える手洗いの正解と5つのNG

磨き上げた被膜の上を、水が音もなく流れ落ちてゆく——コーティングを纏った車には、施工前とは違う時間が流れ始めます。しかし、その静かな艶は放っておいて続くものではありません。コーティング後の洗車には「正解」があり、そのやり方次第で被膜の寿命は大きく変わります。京都・上賀茂で数多くのコーティング施工と洗車を手がけてきたFOURSIDEが、現場で実践している流儀をお伝えします。

コーティング後の洗車、何が変わるのか

セラミックコーティングやガラスコーティングを施工すると、塗装面は硬い被膜で保護され、汚れは被膜の上に乗っている状態になります。だからこそ、水と優しいシャンプーだけでスルッと落ちる。逆に言えば、強い摩擦や攻撃性の高いケミカルは、塗装ではなくコーティング被膜を直接削ることになります。施工後の洗車は「強くこする」から「優しく撫でて流す」への転換が必要です。

やってはいけない5つのNG

1. ブラシ式の洗車機 回転ブラシは砂粒を巻き込んだまま塗装面を叩きます。微細な洗車傷が蓄積すると、コーティングの艶が鈍り、撥水低下の一因になります。 2. 炎天下での洗車 ボディが熱いとシャンプーや水道水が瞬時に乾き、ウォータースポットの原因に。特に夏の京都は盆地特有の強い日差しがあります。朝夕か日陰での洗車が基本です。 3. 強アルカリ・研磨剤入りシャンプー 「ワックス配合」「水垢除去」を謳うシャンプーの多くは、コーティング被膜には余計なお世話です。中性シャンプーを選んでください。 4. 拭き上げをサボる 京都の水道水にもミネラル分は含まれます。自然乾燥はイオンデポジット(水シミ)の温床。洗ったら乾く前に、吸水性の高いクロスで優しく拭き上げます。 5. 汚れを溜め込む 「コーティングしてるから大丈夫」と数ヶ月放置すると、鳥フンや樹液が被膜に固着し、落とすために強い手段が必要になる悪循環に。汚れは軽いうちに流すのが一番です。

プロが実践する手洗い洗車の手順

FOURSIDEの現場で行っている手順を、ご家庭でもできる形でご紹介します。
  1. たっぷりの水で砂を流す — いきなりスポンジを当てず、まず高圧の水で砂粒・花粉・黄砂を洗い流します。ここを省くと「砂でこすり洗い」になります。
  2. よく泡立てた中性シャンプーで上から下へ — 泡はクッションです。ルーフから始めて、汚れの多い下回りは最後に。スポンジは面を分けて使います。
  3. すすぎ残しなく流す — ドアミラーの付け根、モール、給油口まわりは泡が残りやすいポイントです。
  4. 乾く前に拭き上げる — 大判のマイクロファイバークロスで、こすらず「置いて引く」。水分を移し取るイメージです。
  5. 月に一度は細部チェック — ホイールの内側、ドアの内側、ガラスの水弾き。異変の早期発見がコーティングを長生きさせます。

京都で車に乗るなら知っておきたい汚れの事情

京都には京都の汚れ方があります。春は黄砂と花粉が一気に降り積もる季節。粒子が硬い黄砂は、乾拭きすると確実に傷になります。必ず水で流してから洗ってください。夏は盆地特有の猛暑でウォータースポットのリスクが最大化。冬は北部や山間部、高速道路で撒かれる融雪剤(塩化カルシウム)が下回りを錆びさせます。雪道を走った後は下回り洗浄をお忘れなく。そして鴨川沿いや北山の並木道では鳥フンと樹液。これらは酸性でコーティング被膜すら侵すため、見つけたら即、水で柔らかくして除去が鉄則です。

メンテナンスの頻度と、プロに任せる目安

日常の手洗いは2〜4週間に一度が目安。そのうえで、撥水の鈍り・艶の曇り・落ちない水シミを感じたら、それはプロによるメンテナンスのサインです。コーティングの多くはトップ層のリフレッシュで性能が回復します。慌てて再施工を検討する前に、まず状態を見せてください。当店が扱うFEYNLAB(公式サイト)のコーティングには自己修復タイプもあり、細かな洗車傷なら熱で消えるものもあります。 FOURSIDEでは、トヨタ ハイエースへのFEYNLAB Ver3施工ポルシェ タイカンのセラミックコーティング、さらにディフェンダーOCTAのマット塗装専用コーティングまで、塗装の状態とお客様の使い方に合わせた施工とアフターケアを行っています。

よくある質問

Q. コーティングをしていれば洗車は不要ですか?

いいえ、必要です。コーティングは汚れの付着を防ぐのではなく「落としやすく」するものです。2〜4週間に一度の優しい手洗いが、被膜の性能を最も長持ちさせます。

Q. コーティング車を洗車機に入れてもいいですか?

おすすめしません。ブラシの摩擦による微細傷が艶と撥水を鈍らせます。やむを得ず使う場合は、ノンブラシ(高圧水のみ)タイプを選んでください。

Q. 撥水が弱くなってきました。再施工が必要ですか?

多くの場合、再施工の前にプロのメンテナンスで回復します。被膜の状態を確認したうえで最適な方法をご提案しますので、まずはご相談ください。

Q. マット塗装・マットPPFの車はどう洗えばいいですか?

マット面は研磨によるリカバリーができないため、光沢車以上に「傷を付けない洗い方」が重要です。専用シャンプーでの優しい手洗いを徹底し、コーティングもマット専用のものを選んでください。 洗車もコーティングも、目的はひとつ——その車の一番いい状態を、できるだけ長く保つことです。京都で愛車のコーティング・手洗い洗車をお考えの方は、コーティングの詳細ページまたは洗車メニューのページをご覧ください。上賀茂の店舗でお待ちしています。

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