R8 V10、5.2FSIクワトロが宿す咆哮——アウディ、その血統を纏う

アウディ V10 5.2FSIクワトロ コラム FOURSIDE京都 01

アウディ V10 5.2FSIクワトロ とは

アウディ V10 5.2FSIクワトロは、自然吸気10気筒という構成そのものがすでに一つの思想表明であるといえます。同時代のライバルたちが次々とダウンサイジングとターボ化に舵を切るなか、アウディはあえてこの大排気量NAユニットを市販車に搭載し続けました。RS6やRS7という実用的な器に、この非日常的な心臓を積むという発想自体が痛快です。ライバルであるメルセデスAMGのV8ツインターボ勢や、BMW Mのストレート6勢と並べても、このV10の存在は明らかに異質です。だからこそ今、内燃機関の終着点を見届けるという意味で、この一台は面白いのです。
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エンジン・走りの魅力

5.2リッターの排気量から絞り出される最高出力は、まさに官能という言葉がふさわしいものです。アクセルを踏み込むと、6000rpm付近から一気に音色が変わり、金属的な咆哮とともに回転数を駆け上がっていきます。クワトロシステムによる四輪への駆動配分は、この暴力的とも呼べるパワーを路面へ確実に伝えます。しかし恐怖よりも先に来るのは、圧倒的な安心感だと感じるはずです。ターボラグとは無縁の、アクセル操作に対する即応性の高さも大きな魅力です。踏めば踏んだ分だけ応えるという単純明快な関係性が、ドライバーの感覚を研ぎ澄まさせてくれます。
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デザイン・インテリア

外装色には落ち着いたダークトーンが選ばれており、V10という過激な心臓とは対照的な佇まいを見せています。派手さを競うのではなく、あくまで上質さを軸に据えたアウディらしい美学がそこにはあります。インテリアはブラックを基調としながらも、随所にステッチや金属加飾が効いており、質実剛健という言葉が似合う空間です。また、ドライバーズシートに座った瞬間の低い着座位置は、この車がただの高級セダンではないことを物語ります。外と内、静と動という対比構造こそが、このモデルのデザイン哲学そのものだといえるでしょう。
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この個体の魅力

2017年式、走行距離41,000kmというこの個体は、経年による劣化よりもむしろ「熟成」という言葉がふさわしい状態です。V10エンジンという特殊なユニットは、今後の生産継続が絶望的であるからこそ、状態の良い個体の希少性は年々高まっています。価格は1,680万円と決して手頃ではありませんが、二度と手に入らない機械式の官能を考えれば納得のいく水準です。ただし、この価格帯の個体は市場でも急速に数を減らしています。今この瞬間に出会えたことこそが、この一台を選ぶ最大の理由になるはずです。
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FOURSIDEで出会う意味

京都という古都でこのV10を走らせることには、独特の意味があります。伝統と革新が共存するこの街で、内燃機関の頂点ともいえる一台を操る体験は、何物にも代えがたいものです。FOURSIDEは、そうした特別な一台との出会いを京都から提供し続けています。しずかな社寺の甍を横目に、V10の咆哮を響かせる瞬間には、時代を超越した高揚感が宿ります。この一台は、単なる移動の道具ではなく、所有する喜びそのものを体現する存在です。ぜひ一度、その世界観をFOURSIDEで体感してみてください。
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アウディ V10 5.2FSIクワトロ スペック・仕様

メーカー アウディ
グレード V10 5.2FSIクワトロ
年式 2017
走行距離 41,000 km
修復歴 なし

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