アコードが選ばれる理由、段差ひとつに宿る

ホンダ|eHEVホンダセンシング360プラス|板金塗装|京都
ホンダ アコードハイブリッド eHEVホンダセンシング360プラスは、走りの快楽ではなく移動の質を極めた一台である。今回の左リヤドア・リヤフェンダーの修理塗装は、その静けさをそのまま守り抜く仕事だった。
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セダンを選ぶという、静かな意思表示

ホンダ アコードハイブリッド eHEVを所有するということは、流行に流されない選択をしたということである。SUVが街を埋め尽くす今、あえてセダンを選ぶ人には共通した美意識がある。派手さではなく、乗るたびに感じる完成度の高さを求めているのだ。 この車の魅力は、走行性能の数字には表れにくい。e:HEVがもたらす静粛性、後席まで行き渡る上質な快適性、そして誰にでも分かるわけではない“分かる人には分かる”高級感。クラウンとも、レクサスとも違う、実直で合理的な上質さがこの車の核心である。
ホンダ|eHEVホンダセンシング360プラス|板金塗装|京都

フェンダーとドアの段差、その先入観との対峙

今回の損傷は左リヤドアと左リヤフェンダーにまたがっていた。当初は輸入車・国産車問わず培ってきた経験則から、面差なく隙間も均一に揃うはずだという前提で作業を組み立てようとした。だがこの車両は違った。ドア側がフェンダーよりわずかに高く、両者は段差を持って接している構造だったのである。 もしこの構造に気づかぬまま、いつもの感覚で板金塗装を進めていたら、元の姿とは微妙に異なる、作業者の手癖が入り込んだ仕上がりになっていた恐れがある。アコードが持つ絶妙なミニマル感は、そうした小さなズレひとつで崩れてしまう繊細さの上に成り立っている。
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損傷していない場所こそが、答えを持っている

だからこそ、作業前には損傷部だけでなく、反対側の無傷な箇所を丁寧に確認することを徹底した。先入観で「元はこうだったはず」と決めつけるのではなく、車自身が持つ本来の面構成を、傷のない場所から読み取る。それが今回の板金塗装における最大の勘所だった。
  • 外装修理・左リヤドア左リヤフェンダー修理塗装
  • 損傷箇所と対称となる無傷箇所の面差・隙間の事前確認
  • ドアとフェンダーの段差構造を踏まえた仕上げ調整
アコードが持つ“気づいたら目的地に着いている”ような滑らかな体験は、車体の一枚一枚が正しく整っていて初めて成立する。今回の修理は傷を消す作業ではなく、その体験を守るための仕事だったと言える。
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