CONTENTS
2026.03.06STAFF
「メカニックは内科医だ」不安を消し去り、代表が描く未来を具現化する。 川口 雄太|FACTORY MANAGER / MECHANIC
■ BMWの工場長から、飽くなき「挑戦者」へ
川口雄太の経歴は、誰が見ても一流だ。BMWのメカニックとして12年。現場の酸いも甘いも噛み分け、工場長まで務め上げた。しかし、FOURSIDEでの彼は、あえて自分を「成長の途中」だと定義する。
「BMWに関しては知り尽くしていますが、それ以外の車種は常に挑戦。積み上げながら戦っていく過程にあります。車は進化し続けるもの。だからこそ、自分の力で道を切り拓いていく面白さがあるんです」
かつての「安定」を捨て、同級生である廣澤とともに「未知」に挑む。その決断の裏には、メカニックとしての純粋な向上心がある。
■ 「内科医」としての視点。不安を取り除く「一発修理」
川口は、自身の仕事を独特の表現で説明する。 「板金塗装が『外科』なら、メカニックは『内科』。僕たちの仕事は、車に潜む不安を取り除くことです」
彼が最も忌み嫌うのは「リピート&リペア(再修理)」だ。 「やんわりやってるだけですよ(笑)」と謙遜しながらも、その眼光は鋭い。どれだけ時間がかかっても、原因の深くまで掘り下げ、一度の修理で完璧に仕立て上げる。オーナーが再び不安を感じることがないように。その徹底した「一発修理」こそが、川口の矜持だ。
■ 「猛獣たち」を俯瞰する、冷静な工場長
現場には、山田(GM)や村田(板金)といった、こだわりが強すぎる同級生たちがひしめき合っている。工場長としての川口の役割は、彼ら「表現者」たちを冷静に分析することだ。
「無我夢中になりすぎると、答えは見えなくなる。だから僕はあえて一歩引いて、彼らが肩の力を抜いて本領を発揮できているかを見極めるようにしています」
整備士という、あえて「板金塗装のプロではない」目線から声をかけ、現場の空気を整える。彼がいなければ、FOURSIDEの尖った技術は一つの形にはならない。
■ 慧が描く世界を、俺たちが描く
専門学校時代、同じ夢を語り合った仲間たち。川口に「これからどこを目指すのか」と問うと、彼は少し考えた後、力強くこう答えた。
「僕が未来を描く必要はないんです。慧(廣澤)が描きたい世界がある。それを僕たちの技術で、現実に描いていくだけですから」
代表・廣澤 慧という男が描く壮大なビジョン。それを、川口雄太の「内科医」のような緻密な技術が支え、現実のものにしていく。同級生4人が揃ったFOURSIDEというチームは、今、まだ誰も見たことのない景色へと走り出している。


