個性を選んだ者へ、プレスラインが語る修理の哲学

トヨタ|S-Z|板金塗装|京都
トヨタ ヴォクシーを所有するということは、家族の車である以上に、運転する喜びを選び取ることに等しい。その個性を宿すボディラインを、事故後にどう取り戻すかが今回の主題である。
トヨタ|S-Z|板金塗装|京都

なぜヴォクシーはただのミニバンではないのか

90系ヴォクシーは2022年のフルモデルチェンジで誕生した4代目にあたり、令和5年式となる今回の車両は初期型の完成度がさらに高まった一台である。TNGA(GA-C)プラットフォームと2.0L Dynamic Forceエンジン、Direct Shift-CVTの組み合わせにより、ミニバンでありながら走りの質を犠牲にしない設計思想が貫かれている。 「ノアが上質派なら、ヴォクシーは個性派」というトヨタ社内での位置づけがある通り、一目でそれと分かる迫力あるフロントフェイスこそがこの車の核心だ。トヨタ ヴォクシーを選ぶということは、家族を乗せる道具以上に、所有する喜びまで求めた選択にほかならない。
トヨタ|S-Z|板金塗装|京都

左スライドドアとRフェンダー、事故が奪ったもの

今回持ち込まれた車両は、左スライドドアとRフェンダー、ドアモールBPまわりに損傷を負っていた。作業内容は左スライドドア・左クォーターの修理と塗装、スライドドアパネルの脱着、フロントバンパー左の修理まで多岐にわたる。
  • 左スライドドア・左クォーター修理
  • 左スライドドア・左クォーターパネル、スラドアパネル塗装
  • スライドドアパネル脱着
  • フォグランプパネルマットガードLH
  • フロントバンパー左修理
単なる部品交換では済まされないのが、このモデル特有の難しさである。スライドドアのプレスラインは均等な直線ではなく、広い箇所から狭い箇所へと変化する設計であり、そのラインを崩さず戻すことが仕上がりの質を決める。
トヨタ|S-Z|板金塗装|京都

ラインを読み、左右で語らせる仕上げ

作業ではまず初見で車両全体の形状を確認し、左右のボディラインを比較することから始めた。ダメージのない箇所を2点の基準として残し、左右を見比べながら元のプレスラインへと戻すシナリオを頭の中で描き、実行に移す。この工程こそが技術力の見せどころである。 違和感のない仕上がりとは、目立たないことの証明でもある。ヴォクシーが持つ個性的なボディラインを、事故前の姿へ静かに戻す。それが京都・上賀茂のFOURSIDEが担う仕事の本質だ。 特別値引きと調整値引を含めた見積りも、所有者の負担に寄り添う形で提示した。トヨタ ヴォクシーという一台を長く大切に乗り続けるための、確かな一歩をここに刻んだ。
トヨタ|S-Z|板金塗装|京都
トヨタ|S-Z|板金塗装|京都
トヨタ|S-Z|板金塗装|京都

GALLERY

BRAND / MODEL

ブランドから記事を探す。