

「修理済み」の裏で進んでいた漏れ
再点検の結果、クーラントはラジエーターから漏れていることが判明した。以前の修理で症状が一度落ち着いたように見えても、根本の部品自体が寿命を迎えていれば再発は避けられない。今回は社外新品のラジエーターに交換し、あわせてセンサーとLLC(クーラント)も新調している。ラジエーター本体の価格は税込97,900円で、単純な部品代だけでは測れない工数が背後にあった。 ワーゲン系の車両は、ラジエーターをコアサポートと一体で引き抜く構造を持つ車種が多い。ポロも例外ではなく、今回の作業でも相応の手間がかかったという。国産車の感覚でラジエーター交換を軽い作業と捉えると、見積もりの時点で認識が狂う。この構造上の特性は、フォルクスワーゲン ポロ GTIのオーナーが整備を依頼する際にあらかじめ知っておきたい情報である。
ABSとライト警告、同時に消えた理由
もう一つの懸案だったABS警告は、右リア側のスピードセンサー不良が原因だった。センサーを交換し、故障メモリーを消去したことで解決している。興味深いのは、別系統に見えたライト警告も同じタイミングで解消した点だ。取材時の見立てでは、一連の作業に関連していた可能性が高いという。複数の警告灯が同時に出ている場合、それぞれ独立した故障とは限らず、根っこでつながっていることがある。- ラジエーター交換(エア抜き作業を含む)
- 右リアスピードセンサー交換
- LLC(クーラント)新規充填
- 故障メモリー消去








