

ソニックグレー・パールという難題
今回のホンダ ステップワゴはソニックグレー・パール(NH877P)という色である。落ち着きの中に先進性を感じさせる人気色だが、パール系は下地の粗さや拭きムラを容赦なく拾う。同じ色を選んだオーナーには、コーティング前の下地処理の質こそが仕上がりを左右すると伝えたい。艶を足すより先に、面を整えることが先決なのである。 実際の作業でも、細部まで丁寧に下地を整えることに時間を割いた。パール特有の色味は光の入り方ひとつで表情を変えるため、粒子を均一に見せるには手を抜けない工程が多い。ここを急ぐと、後からムラとして必ず表面化する。
ミニバンのボディ面積が生む落とし穴
ミニバンを所有するオーナーが見落としがちなのが、ボディ面積の大きさそのものがリスクになるという事実である。ルーフやサイドパネルは面が広い分、コーティング剤の乾燥速度にわずかな差が生まれやすく、それが仕上がりのムラに直結する。セダンやコンパクトカーの感覚で作業を進めると、思わぬところで痕跡が残る。 今回もルーフやサイドパネルの均一な仕上がりには特に注意を払った。広い面ほど、一区画ごとの丁寧さの積み重ねが結果を決める。ステップワゴンのように面積のある車種を任せる際は、施工者がこの点をどう扱っているかを確認する価値がある。
どの角度からも崩れない映り込み
コーティングの真価は、正面からの見た目だけでなく、あらゆる角度での映り込みの一貫性にある。今回の施工でも、ボディ全体にムラなく仕上げることを軸に据え、どこから眺めても美しい反射が続くよう仕上げた。ホイールコーティングも両面に施し、走行時の印象まで含めて整えている。 調整値引を含めた今回の内容は次の通りである。- ボディコーティング・FEYNLA Ver3
- ホイールコーティング(両面)
- 調整値引(内税¥10100)











