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FOURSIDEの思想と現場を記録するアーカイブです。
特集記事では人と思想を、施工実績では現場の証を、新着情報では日々の歩みをお伝えします。
ここに積み重ねられる一つひとつが、ブランドの文化を形づくります。

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メーカー / 車種

2026.03.07STAFF

「1%の狂気と、脳の強制アップデート。」現場から世界を狙う、メカニック経営者のリアリズム。 廣澤 慧|FOUNDER / CEO

■ 01. 原点:1日70台を捌いた「現場」というテトリス

廣澤のキャリアは、華やかな経営戦略ではなく、一台の車と泥臭く向き合う「メカニック」から始まっている。京都日産学園を卒業後、同級生たちはそれぞれの戦場へ散った。廣澤はマツダでメカニック、フォアマン、アドバイザーを歴任。1日70台もの入庫をコントロールする、本人曰く「壮大なテトリス」のような激務に身を置いた。そしてメルセデスでのアドバイザーを経験。 「そこで感じたのは、扱うブランドに酔っているだけの『サラリーマン』への強烈な違和感でした。お客様は車以外のあらゆる洗練されたセンスに触れているのに、提供する側がその感覚を持っていない。独立した時はペインターの山田と二人。カフェでディテーリングをやったら面白いんじゃないか、という青二歳の直感だけが頼りでした」

■ 02. 転換点:オートメッセの確信と「商標の壁」

 

2026年の大阪オートメッセ。自社の技術を注ぎ込んだカスタムブランド『AutoCouture』として出展し、確かな手応えを掴んだ。「この世界観は通用する」と確信した直後、商標の壁にぶつかり、リネームを強いられる。 「Windowsの強制アプデのような絶望感でした(笑)。でも、それは僕の思考を『日本のカスタム屋』の枠から押し出すための必然的な外圧だった。4(QUAD)という構造と、呂色(ROIRO)という究極の仕上げ。『Q’ROIRO』という造語が生まれた瞬間、僕の脳みそも同時にアップデートされました。パロディではなく、オリジナルのプロダクトを世界にぶつける。その決意が固まったんです」

■ 03. 組織:井本が描く「村」と、僕の「哲学」

サービスマネージャーの井本が、敷地内に道路や標識があるような「一つの村」という物理的な理想郷を構想する一方で、廣澤はその中身となる「技術と哲学」の純度を上げることに集中している。 「彼がコミュニティというハードを創ってくれるなら、僕はその中で世界に通用するソフト(プロダクト)を創り続ける。技術以上に大切にしているのは、それぞれが自分の仕事に対して探究し続けるプロフェッショナルであること。それが、会社と個人の幸せの究極だと信じています」

■ 04. 均衡:熱量を形にするための「冷却水」

常にフルスロットルで突き進む廣澤のスタイル。そのブレーキ、あるいはバランサーとなるのが、ブランドディレクター・侑扇(ゆみ)の存在だ。 「僕はメンタルが強すぎて、時に人のことを考えられなくなる(笑)。彼女はそこを冷静に俯瞰して、アドバイスをくれる。僕の熱量を適切な温度で包み込み、組織としての精度を保つための不可欠なパートナーです」

■ 05. 未来:100億という「記号」の先に見る景色

「100億」という数字は、まだ見たことのないゴールの記号。今の延長線上にある整備や中古車販売だけでは限界が近い。その先へ行くには、Q’ROIROという哲学を世界的なライフスタイルへと昇華させる必要がある。 「これまでのカスタムを超えて、オリジナルのパーツやプロダクトを世界にぶつけたい。まだ何もやっていない、これからです。でも、FOURSIDEの『呂色』という哲学を世界に刻みつけたい。それが、僕が見てみたい景色なんです」

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